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コラム一覧

2018/03/19

shimoyama

Auther :下山 和也

日常生活状況報告表の重要性

外傷性高次脳機能障害の後遺障害等級認定資料の一つに日常生活状況報告表があります。この日常生活状況報告表は,被害者と生活を同じくする方が記載することになります。

この日常生活状況報告表は,被害者の介護の必要性・社会生活の能力の程度等を判断する重要な資料となります。

ここでご注意いただきたい点は,被害者の状況を正確に記載することです。被害者との関係が近ければ近いほど,正確に記載することがつらかったり,普段できないことをできるようにと希望をこめて「できない」ではなく,「どうにかできる」といった記入欄に〇をつける方がいらっしゃいます。

この不正確な記載が結果的に,被害者の後遺障害の程度をより軽いものとして判断されることになり,介護費用といった損害の認定もより困難にしてしまうことがあります。

被害者の将来の生活のためにも正確な記載をされるようお願いします。

また,この日常生活状況報告表には,補充的に自由記載が可能となっています。ここで日常生活状況報告表の質問項目にない事柄で,事故前と被害者の生活能力等に生じた変化を具体的に記載することも重要となります。用紙の記入欄に入りきれないくらい記載し,別紙をつけてより詳細・具体的に記載されてください。後遺障害等級認定において,自賠責保険の調査事務所が被害者本人と面談することはありません。この生活状況報告表の記載が被害者の生活状況を知らせる唯一といっていい資料になります。被害者とご家族が事故前と事故後でどのように生活状況が変化し,苦労されているのかを詳細に記入されてください

 

2018/03/12

shimoyama

Auther :下山 和也

脊髄損傷の場合の注意点

■脊髄損傷について損害賠償請求をする場合,次のようなことが問題になります。

1 将来の介護費
脊髄損傷により,上下肢の全部または一部に障害が残ると,将来にわたり介護が必要となります。このため,適切な将来の介護費が確保されるかどうかということが問題になります。
→将来の介護費について(リンク)

2 脊髄損傷の有無
そもそも脊髄が傷ついていないのではないかということも,よく問題となります。とくに,一部損傷(部分損傷)といわれる「中心性頸髄損傷」や「不全損傷」の場合には,脊髄が傷ついたことをこちらからきちんと示す必要が出てきます。
相手方や保険会社からすれば,足の麻痺やしびれ,歩行障害といった症状は,脊髄に傷がなくても,他のことが原因となって出てきている可能性があるではないか,というのです。
このため,「損傷」という診断名が出ていて,どこかに麻痺のような症状があるとしても,それを脊髄に傷があるからだと主張するには,ただ診断名が出ただけでは足りないことが多いのです。

同じ神経系の障害であっても,脊髄損傷であり中枢神経系統の障害(9級以上)とされるか,末梢神経系統の障害(12級)とされるかでは,大きく賠償額に差が生じてきます。

当事務所では,ケースにより,依頼者様とともに医師のもとへ赴いて現在の症状を的確に診断書に記載していただく等,適切な後遺障害等級認定が得られるための活動に取り組んでおります。

「診断書をもらったけれど,この診断書で十分な記載になっているのかどうかよく分からない。」,「保険会社に診断書を送ったら後遺障害等級が○級となっていたけれど,この等級が適切なのかどうか分からない。」等,少しでも疑問や不安をお持ちでしたら,お気軽に,当事務所の無料相談をご利用ください。

 

■MRI等の画像をお持ちの方へ

いま感じている麻痺などの症状と脊髄の傷とをきちんと結びつけて,適切に障害等級を評価してもらうためには,画像が大切です。
まずは,脊髄を保護している脊椎に骨折や脱臼が生じているかどうか,画像についての医師の説明をふまえて,確認してみてください。

骨折や脱臼が生じている場合には,脊髄が傷ついていると認められやすい傾向にあります。
他方,骨折や脱臼が生じていない場合には,より詳細に画像所見や神経学的な所見,症状の推移などを分析しなければなりません。

MRIの画像上異常があるようにみえても,他の画像との比較をしたり,徒手筋力検査(MMT)の所見や診療経過等に照らし合わせたりして,脊髄損傷が否定された事例(高松高判平成13年7月26日等)がある一方,MRI上で明確な骨損傷等の異常所見がなくても,脊髄損傷の初期症状と類似する症状が現れていたり,脊髄損傷に対応しうる信号がMRI上に認められたりするような場合,画像診断でとらえられない脊髄損傷が推測される事例(大阪地判平成7年3月2日等)もあります。

「今手持ちの資料で後遺障害等級認定に十分なのか分からない。」,「医師に更なる検査を依頼したり,診断書に追記してもらったりしておいたほうがよいのか迷っている。」等ありましたら,どうぞご相談ください。

2018/03/05

shimoyama

Auther :下山 和也

脳脊髄液減少症に対するブラッドパッチ療法が保険適用へ

1 脳脊髄液減少症
脳脊髄液減少症とは,脳脊髄液の持続・断続的な漏出によって,頭痛,頚部痛,めまい,耳鳴り等様々な症状を呈する疾患です。
交通事故では,頚椎捻挫(むち打ち)等の治療を継続してもなかなかよくならず,脳脊髄液減少症の疑いがあると診断され,その治療費・後遺障害の有無・程度が争点となることがあります。

 

2 裁判例は否定的
過去に脳脊髄液減少症による後遺障害に基づく損害を求めた多くの事例で,裁判所は否定的な判断を続けています。
この点,脳脊髄液減少症については,かつてはその疾患の存在,診断基準も不明確でしたが,近時の裁判例は,平成23年に厚生労働省の研究班が公表した診断基準に沿って,判断をする傾向があります。
厚生労働省の研究班の診断基準は,画像診断による髄液の漏出の有無・程度等をもとに判断するものです。

 

3 大阪高裁平成27年5月28日判決
大阪高裁平成27年5月28日判決は,交通事故の事案ではありませんが,被害者が後頭部を殴られたことによる脳脊髄液減少症の発症を主張しました。判決は,厚生労働省の研究班が公表した診断基準に沿って判断し,脳脊髄液減少症の認定を否定しました。
裁判例は依然として脳脊髄液減少症に対して厳しい判断を続けていますが,診断基準は統一化されてきたようです。

 

4 健康保険の適用へ
脳脊髄液減少症の治療には,ブラッドパッチ療法が効果的とされます。
ブラッドパッチ療法とは,髄液の漏出部分に患者の血液を注入する治療法で,高額の治療費が必要となります。
この治療費が脳脊髄液減少症で苦しんでいる方々にとって,負担となっていました。
脳脊髄液減少症の疑いがある方にとって,ブラッドパッチ療法の費用が賠償の対象に含まれない場合は,自己負担となり,費用面から治療を断念するケースもあったかと思います。
上記のように裁判例ではその診断基準が統一化されてきましたので,まずは受診機関で厚生労働省の研究班が公表した診断基準に沿って診断を受けて頂き,該当する場合は,治療費を損害として賠償を求めていくことになります。
また,ブラッドパッチ療法が厚生労働省の先進医療会議で保険適用が了承され(H28.1.4現在),今後健康保険の適用が現実的となってきました。
健康保険の適用が実現すれば,脳脊髄液減少症の治療件数も増加し,脳脊髄液減少症の実態の解明・治療法の更なる進化が期待されます。

2018/01/09

shimoyama

Auther :下山 和也

むちうち治療のポイント

ここでは、むちうちで後遺障害の等級認定を受けるために重要な4つのポイントについてご説明いたします。

①交通事故に遭ったらまずはむちうちに詳しい弁護士に相談すること
交通事故に遭ってしまい、首や腰にしびれや痛みを感じ「もしかしてむちうちになってしまったかな?」と思われましたら、まずは、むちうちに詳しい弁護士に相談しましょう。

最も注意しなければならないことは、交通事故に遭った日から時間が経過してしまうと、後遺障害と交通事故の因果関係の説明が困難になりますので、適正な後遺障害の等級認定を受けられない可能性が高くなってしまうことです。まずは交通事故に詳しい弁護士に相談しましょう。

また、弁護士にもこれまでに交通事故問題を多数扱ってきたものとそうでないものがいることにも注意が必要です。弁護士の中には、これまでに交通事故問題を全く扱った経験がない弁護士もいます。さらに、交通事故問題の対応経験が豊富な弁護士でも、むちうちに対して十分に理解がある弁護士とは限らないという点があります。

むちうちの場合には、交通事故直後からの適切な対処を行なうことが重要になります。交通事故に遭った際には、まずは、むちうちに詳しい弁護士に相談して下さい。そして、弁護士に後遺障害等級の認定を受けるために必要な、適切な病院や通院方法を相談し、等級認定を得られるよう行動しましょう。

②むちうちに詳しい専門の病院での診察を受けること
むちうちで後遺障害の等級認定を得るためには、むちうちに詳しい専門の病院で診察を受けることです。

例えば、外傷を受けた場合は、整形外科で診察を受けますが、整形外科はあくまで外傷の治療を行なうことを目的としています。そのため、一般の整形外科では神経損傷まで適正な診断をすることが難しいのが実情です。

むちうちは神経が傷つくことによって後遺障害となるものであるので、神経損傷に詳しい整形外科に相談しなければなりません。また、治療については、場合によっては神経に精通したペインクリニック(麻酔科)での治療を受けることも必要です。

③適切な頻度で病院へ通院すること
むちうちを後遺障害として認めてもらうためには、受傷してからの治療は、適切な頻度で病院へ通院することがポイントになります。

具体的な頻度は相談者の状態によって変わりますが、相談者の状態においては、どの程度の頻度が適切な通院頻度なのかを把握し、通院することが大切です。

④後遺障害を認定してもらうために適切な日数
むちうちに詳しい適切な病院で、適切な治療を行った場合でも、後遺障害の等級認定が受けることができない場合があります。等級認定を獲得するための適切な通院日数も等級認定を獲得するための要素の1つになります。

むちうちについてご不安やお悩みがございましたら、まずはむちうちに精通した弁護士にご相談されることをお勧めいたします。

2018/01/09

shimoyama

Auther :下山 和也

むちうち(鞭打ち)について

むちうち症は、自動車の追突事故によりよく起こる症状です。医学的に正式な名称ではなく、傷病名では、頚椎捻挫(けいついねんざ)、頸部挫傷(けいぶざしょう)、外傷性頸部症候群(がいしょうせいけいぶしょうこうぐん)、外傷性頸部捻挫(がいしょうせいけいぶねんざ)、バレ・リュー症候群などと診断されます。

 

軽い事故であれば事故直後の病院での検査で異常が認められず、2、3日経過した後から症状が現れだんだんと首の痛みや頭痛、肩こりやめまいといった症状が現れることがあります。

 

むちうち症は、見た目の外傷がないため、後遺障害と認められるか争いになることが特に多い症状です。そのため、交通事故によってむちうち症となった場合、適切な後遺障害の等級認定を得るためには、適切な治療を行うことはもちろん、むちうち症に精通した医師の下で適切な検査を行うことが必要です。

 

むちうち症などの交通事故による末梢神経障害については、原告の認定基準においては、以下の2種類が認定されることになっています。

 

むちうち症の等級認定について

等級 労働能力喪失率 認定基準
12級13号 14% 局部に頑固な神経症状を残すもの
14級9号 5% 局部に神経症状を残すもの

 

むちうち症が後遺障害に認定されるか否か、認定されるとして12級なのか14級なのかは、賠償額に大きな違いが生じることになります。この非該当、14級、12級を分けるのは、被害者の方の訴える症状が医学的に証明できるのか、医学的に説明できるのかという点がポイントとなります。

そのため、むちうち症の症状を医学的に証明・説明できる必要な検査をむちうち症に精通した医師の下で適切に受ける必要があります。

 

末梢神経障害に関する検査方法としては、X線検査、CT、MRI、脳血管撮影などの画像診断があります。また、神経学的検査にも、ジャクソンテスト、スパーリングテスト、徒手筋力テスト等複数の検査方法がありますので、必要な検査を行う必要があります。

裁判例を分析したところによると、画像診断と神経学的検査所見の結果がある場合には12級と認定される傾向にあり、画像診断は乏しいものの、神経学的検査結果がある場合には14級が、画像診断も神経学的検査結果も乏しい場合には非該当と判断されやすい傾向があるようです。

そのため、むちうち症の検査・治療を行う際には、むちうち症に精通した医師の下で検査・治療を行い、十分な診断結果及び診断結果に関する書類を作成していただくことが必要となります。

 

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